産後の下腹部のぽっこり
6月がスタートして2週間。夏と変わらない暑い日もあり、寝苦しい夜もありますね。
pilatesstudioMiLkの 野村です。
暑くなり、薄着になる季節がやってきました。
薄着になると隠していた部分が見えやすくなり、無意識にゆったりした服を選びがちです。
いつか改善する!
年齢を重ねたり、出産経験の有無などで体の変化もそれぞれです。
私の場合、二人めの妊娠時に切迫早産の危険性があり、さらに経管の長さも短く、入院生活を余儀なくされました。
約4か月、季節は初夏から夏、そして秋へと変わり。
絶対安静でトイレの近くの部屋で過ごしました。
なので、筋力もなくなり、出産前にやりたかったお腹のケアや写真撮影、産前ヨガなどすることができませんでした。
あの時ピラティスを知っていたら、切迫になる可能性も少なかったのではなかったのかな、と思います。
なんのケアもなく過ごしたため、かなりお腹は前にでっぱり、お腹の皮は伸び見事に妊娠線が・・・
第一子の時にはいろんなことに取り組み、お腹のケアもしっかりできたため妊娠線もできずでした。
産後の戻り
産後なかなかお腹のたるみがとれず。
ピラティスと出会い、お腹周りのエクササイズをしっかりしていれば元に戻るだろう、と甘くみていました。
他の部分は少しずつながら絞れてきましたが、お腹。特に下腹部はなかなか戻らず。
四つん這いになった時にはだらしなくダラーんと、お肉がたるんだまま。
理想のお腹
自分の理想しているお腹は、鏡で見ると別人でした。
なんで??
下腹部をなんとかしたい。でもなんか効いてる感じがしない。
産後のカラダについて考えるようになりました。
そこから、産前産後ピラティス について学び、「なんで??」の答えがわかりました。
腹直筋離開
お腹の筋肉、シックスパックとして有名な筋肉。
この部分が妊娠により、筋肉が引き伸ばされます。
産後伸びたまま戻らずにいると、真ん中にある「白線」とよばれる組織が伸びたままになったり、離れてしまいます。
その状態でいくら腹筋運動をしても効果が得られません。
おそらく、筋肉の収縮も感じられないのではないでしょうか。
実際、私がこの症状に当てはまりました。
知ることで見えること
なんでこのお腹の状態なのか。
下腹部に収縮感を感じなかったのか。
原因を知ることで、しなければいけないことが見えてきました。
通常のピラティスに加え、産前産後・シニア・キッズなど専門分野でのピラティスが存在します。
それぞれのカラダ、状態に合わせて行うピラティス。
産後数年経っていても、知り継続することで変えていくことができます。
鍛えるではない
ピラティスは、カラダや姿勢、呼吸など内側から整えていきます。
少しの意識が大きな変化に。正しく行うことで驚くほどカラダが健康になっていきます。
個人的感想です。
特に産後は早く体を戻したい!そんな想いでガシガシ頑張りすぎる人も多いですね。
でも、じっくり自分のカラダと向き合い、自分のペースで行うことが大事です。
産後数年経って「腹直筋離開」を知り、「もう遅いかな」と思っていました。
でも、少しずつですが意識して過ごすことで、少しずつ 戻っていってる気がします。
自分と向き合う
仕事も忙しい、子育ても忙しい。
産後数年経ってるし・・・
それでもあきらめないでください。
ピラティスを知ったことで、変化のチャンスです。
日々の生活の中に少しずつ取り入れてみてください。
そこから、いろんなことへの意識も変わり自分の理想へと近づけるのではないでしょうか。
pilatesstudioMiLkのピラティス
その日の体調などに合わせてレッスンをします。
呼吸から始まり、ほぐし、筋肉を使い、リラックスへ。
最後は、すっきりしてカラダも軽く。
ジムのようにガシガシ、ではないことだけはご理解いただければと思います。
ピラティスは、正しく行うことで効果が得られます。
間違った動きをしてしまうと、どこかに代償がでやすくなります。
それでは本末転倒になってしまいますね。
ぜひ、そんなことも念頭にピラティスを楽しみましょう。